夜鳴きが止まらない

まだ家に来て1週間ほどしかたちませんが、夜鳴きが止まりません。昼間はケージの中でもおとなしく寝ているのに、夜、電気を消すと鳴き暴れます。環境が変わったことにとまどっているんだと思いますが、これからも続くようだと、こちらの神経がまいってしまいます。何とか少しでも抑える方法はないでしょうか。あと、便が少し柔らかくなってきています。ペットショップの言うとおりのフードしか与えていません。内容は、幼犬用のフードをスープスプーン3杯、粉ミルクをティースプーン1杯、カルシウムをティースプーン10分の1杯。これらをミックスして、お湯でふやかして、朝と夜2回与えています。精神的なものもあるんでしょうが、少しでも改善してあげたいと思っています。

ケン様

アドバイス

夜鳴きを直すトレーニングとは?

 夜鳴きが止まらないということですが、家に来てまだ1週間では、新しい環境に慣れず、不安で鳴いてしまうのも無理はないかもしれません。テンテンさんの犬は、昼間はケージの中でおとなしく寝ているということですが、その時に、飼い主は近くにいますか。夜、飼い主がそばにいないことが原因で鳴き出すのであれば、飼い主への依存度が強すぎるのかもしれませんね。また、別々の別の部屋で寝ているのだとしたら、飼い主と離れる寂しさや周囲の暗さから、鳴いているとも考えられます。だからといって、鳴くたびに様子を見たり、声をかけたりしていては、いつまでたっても鳴くのをやめないでしょう。それを繰り返していると、「鳴けばかまってもらえる」と学習してしまいます。今は「不安」から鳴いているとしても、それが「要求」に変わっていく可能性は十分にあります。そうさせないために、今のうちからトレーニングを行うことが大切です。
 ケンさんの犬は、ケージには慣れているようなので、飼い主がいなくても、ケージの中で待てるようにトレーニングしましょう。まず、犬をケージに入れ、飼い主は隠れて様子を見ています。そこで騒がず静かにしていれば、姿を見せてほめてあげます。鳴いたり、吠えたりして騒いでいる間は、犬があきらめるまで、とにかく無視します。そのうちに、一瞬でも鳴き止む時が来ますので、その時、すかさずほめてあげます。これを何度も繰り返し、姿を見せない時間を少しずつ長くしていくといいでしょう。
 また、ふだんからケンさんばかりに依存させないように、いろいろな人に慣らすことも大切です。他に家族がいる場合は、家族にも給餌や散歩をしてもらうようにしてください。

トイレ、ストレス、体調不良が原因の場合も

 犬は、トイレを催促して夜鳴きすることもあります。ケージの中に、トイレは用意してありますか。テンテンさんの犬は、まだ2カ月齢なので、1日に5回以上は排尿をします。ケージの中で排尿ができなければ、ケージに入れる前に排尿をさせてあげましょう。
 また、犬はストレス発散のために、夜間に吠えることもあります。飼い主にかまってもらえる時間が少なかったり、運動不足だったりすると、欲求不満からストレスがたまりますので、犬にストレスを与えていないか、生活環境を見直すことも必要です。
 夜鳴きなどの問題行動は、体調不良が原因で起こることもあります。ケンさんの犬は便も少しやわらかいということですので、動物病院で健康診断を受け、検便することをおすすめします(不安やストレスから、便の状態が変わることもありますが)。ところで、ケンさんは、幼犬用フードにカルシウムを加えているとのことですが、良質の幼犬用フードであれば、十分に含まれているので添加する必要はないでしょう。過剰摂取は、逆に健康を害する原因になりますので、ご注意ください。