まず、歯ごたえのある食事を与えてみて
食物でないものを食べてしまう行動を、異嗜症、もしくは異食症といいます。原因については、はっきりと解明されていないのですが、寄生虫病やミネラルの不足、ストレスなどの精神障害の症状としてあらわれるのではないかといわれています。かずりんさんは、愛犬に朝晩、やわらかい食事を与えているようですが、すでに歯がなくなっているのでしょうか。もし、歯があって、かめるようならば、歯ごたえのあるものを与えると、異食行動をやめることも考えられます。
ミネラル不足を心配されているようですが、基本的には、「総合栄養食」と記載されている良質のドッグフードを与えているのであれば、栄養的には、まったく問題はないでしょう。逆に何かを添加することで栄養のバランスを崩してしまう可能性があります。しかし、長期に泥をなめていると、胃粘膜が荒れたり、寄生虫が寄生したりする恐れがありますので、主治医の先生に健康診断をしてもらい、その際に食事についても相談されてはいかがでしょうか。
飼い主の気を引くことが目的の可能性も
それから、もう一つ原因として考えられていることに、飼い主の注意を引くために、異物を食べてしまうのではないかという説もあります。これは、飼い主の気を引くことが目的なので、過剰に反応したり、怒ったりすることさえ、異食行動を強化し、推奨してしまうことがあります。ですから、この場合は、機械的、かつ冷静に、犬に接してください。
それでも状況が改善されないのであれば、犬がかじってしまう場所に、果物の苦みを抽出したスプレーやジェル、タバスコやからしなどをぬって、対象物そのものから罰をもらうようにするか、天罰方式で、飼い主が犬に隠れて水をかけたり、大きな音をたてたりという方法を試してみてください。また、散歩や遊ぶ時間を増やすなどして、上手に気分転換させることも、併せて心がけてください。
