失敗の後はトイレに連れて行かない
排泄した後、サークルの外に出すのはよいと思いますが、失敗した後でサークルに入れても、膀胱は空の状態なので、排泄する可能性はなく、意味がありません。むしろ失敗した後に飼い主さんが叱らなくても、イライラした気分で「トイレはここよ!」と言っただけで、デリケートな性格の子犬であれば、叱られたのと同じ気分になる場合があります。
そうすると、サークルはおしおきの場所という認識が生まれ、ますます自分からサークルに近づかなくなります。したがって、失敗してしまった後にはサークルに入れる必要はありませんし、むしろ入れない方がよいのです。排泄しそうな時間帯(*寝起きで活動し始めたらすぐ、*遊んで一息ついたとき、*外出していて帰ってきたとき、*食べたり飲んだりした後など)に、サークルに入れてあげましょう。
これ以外でも2カ月の子犬であれば、昼間は1時間おきぐらいに排泄しますので、よく観察していて排泄しそうなタイミングでサークルに入れ、できたら褒めて好物を与えて、ドアを開けてあげてください。
子犬の本能を利用する
子犬は、もともと自分の眠る巣穴を汚さないように、寝ている場所から少し離れた場所に排泄する習性があります。サークルで眠っているのであれば、この子にとってサークルは巣穴のようなものです。サークルに入れっぱなしになっている場合は、そこ以外に排泄場所がないので、仕方なくそこで排泄しても、外に出すとわざわざサークルの中に入ってまで排泄してくれません。とくにサークルに長時間閉じ込められている子犬にとって、サークルはできるだけ入りたくない場所ですので、自分から排泄のためにサークルに入るようにさせるのは、さらに難しくなります。
眠る場所としては、サークルよりもケ−ジがよいでしょう。眠って起きたら、そこから出して、サークルで排泄させます。サークルに入れてトイレで排泄したら、すぐに褒めて好物を与えて、サークルから出します。サークルのドアは、排泄のために入れたとき以外は開けておきます。
少しずつ慣れてくれば、抱いてサークルに連れて行くのではなく、声をかけながら一緒に歩いて、サークルまで導くようにします。自らサークルに入るという行動を習慣づけるためです。夜中にどうしても見ていられない時間だけ、サークルの中にケ−ジを置き、ケ−ジのドアを開けてサークルを閉めておいてもよいでしょう。その他の時間帯には、寝る場所(ケ−ジ)とトイレ(サークル)は別の場所にすることをおすすめします。
