吠える状況を正確に把握する
これはむずかしいタイプの問題だと思います。とくに今回のように、近所の方から苦情が来てしまうような場合では、飼い主の方も早くなんとかしなくてはと考えているでしょうから、なおさらです。ただ、吠えるという行動は、正確に状況を把握することが問題解決の近道です。冷静になって最初から考えてみてください。
◎いつごろから吠えるようになったのか
1頭でいたころからなのか、2頭になってからなのか。それとも最近になってからなのか。
◎どこで吠えているのか
庭にいるのか、玄関先にいるのか、など。
◎だれに対して吠えるのか
猫以外にも通行人などに対してはどうなのか、など。
◎時間帯や季節に関連性はないのか
◎家族のいるときの様子は
家族それぞれの場合、個々でいる場合、など。
◎他に吠えることはないか
来客に対して、散歩中は、猫に対して、など。
他にも、思いつくことがあれば、なんでも挙げてみます。そのためには、ご近所の方の理解と協力が必要です。事情をよく説明し、また、話を聞かせてもらうためにも、ごあいさつをしておくとよいでしょう。事態が深刻な場合には、犬たちを一時預けることを検討する必要があります。これは、お互いにクールダウンするためにも必要です。
原因を考え、対処方法を試してみる
状況の確認ができたら、次に原因として考えられそうなことを探してみます。猫に対してのみ、過度に反応しているなら、ひっかかれたりしたことがないか。ひっかかれたとしたら、それはいつか。吠えるようになった時期とは重なるか、という具合に、ひとつずつ考えていくわけです。
可能性が高いものから対処方法を考え、試してみます。庭というテリトリーを意識してなら、留守中は静かな刺激の少ない場所に移動してみるなど、無理せずできることを実行していきます。
他には、市販されている首輪で、吠える振動によって、犬が嫌がるにおいが噴射されるというようなものもあります。これは根本的な解決にはなりませんが、とりあえずの応急処置的手段としては有効ではないでしょうか。
限られた情報から、具体的な方法をお答えするのがなかなかむずかしいものです。申し訳ありませんが、考えてみてもうまくいかないときには、獣医師やトレーナー、カウンセラーなど、プロのカウンセリングをきちんと受けることをおすすめします。
